ほな、サイナラ〜

上田竜也を過保護に愛でる日々

STAND BY ME



あけましておめでとうございます。(遅)


年末は騒動のなか、CDのリリースが決まり、テレビもモニタリングに歌番組、タメ旅SPと次々と決まって、とにかくお仕事あってよかった〜とか思いながら…気付けばカウコン見てました。

年始は、学生なのでレポートやら授業内テストに追われていて…なんか年末年始が恐ろしく一瞬で過ぎていきました(笑)


そんなこんなで、本年も宜しくお願い致します。



年明けから新曲の情報が次々と発表されて、「TRAGEDY」に「UNLOCK」とリリースが続くようで嬉しい限りです。

まあ、一言言わせて頂くとするのであれば、
TRAGEDYって…! 悲劇って…! 
このタイミングでぶっ込んできて大丈夫なの!? 
って事くらいですかね。





まあ、それは一旦置いておいて…ほとぼりがある程度冷めた頃ですので、田口くんの10000字インタビューの感想を今更ながら残しておこうと思います。

※完全なるネタバレと超個人的意見ですので、ご注意くださいませ。






MyoJo(ミョージョー) 2016年 02 月号

MyoJo(ミョージョー) 2016年 02 月号



10000字ロングインタビュー
「 STAND BY ME ~いつもそばにいてくれたね。~」


とにかく読んでて、泣いた。ひたすらに泣いた。
もう田口くんの脱退は受け入れるしかないし、流石にもう泣かないだろうと思っていたけれど、読んでいくうちに涙が溢れて止まらなかった。

読み終わって、印象的だったこと。
まずひとつめ。

KAT-TUNでよかった
  • 今日までも、これからも、KAT-TUNが僕の宝物であることは変わらない。(略)"KAT-TUN田口淳之介"だったということが、自分の中では本当にかけがえのないことで。
  • うーん、なんていうんだろうなあ。自分の人生の大切なもの。KAT-TUNとして生きてきた部分、それは本当に、誰にも変えられないものだし、僕の宝物で……。大切な、大切なものであることは、これからも変わらないです
  • KAT-TUNとして生きられたことが誇りで。自分がいつか死ぬときまで"俺はKAT-TUNだったんだ"って胸を張れる。振り返ったとき、この10年間のどこを切り取ってもキラキラ輝いてます


田口くんがどれほどKAT-TUNが好きかということ。

もうこの子KAT-TUNのことめちゃくちゃ大好きじゃん!ってなった。引用してきた最後のは10年間ってなってるけど、じゅんのはデビューしてからの10年っていうよりもKAT-TUNが結成してからの15年間を大切にしてるんじゃないかなって思った。

たくさんのことを6人で、5人で、4人で乗り越えてきた今日までのKAT-TUNとしての日々。本当にかけがえのないことだと、改めて実感しました。ほんと、まさにPeaceful days…!!!*1



もうひとつ。同じようなニュアンスで。

KAT-TUNは友だち

  • なんていうか、うーん、今こうなったからって、俺らの絆が変化するとかではないと思ってる。
  • フツーの男のコがやるようなこと、過ごすような時間を、ほかの誰でもない、僕はメンバーとともに過ごした。ちゃんと青春してきたというか。俺は小さいころ、引っ越しが多くて転校ばっかだったから……。KAT-TUNのメンバーが友だちっていうか、親友というか、いちばん長いつき合いの友だちだから

メンバー皆のことを友だち、ましてや親友なんて言うのって、田口くんぐらいだと思うんです。
他の子はプラベ系のこと聞かれたときに思うんだけど、あくまでメンバーはメンバーで、友だちは友だちって感じがする。

聖がわざわざ言うテレビで「どの道行っても仲間だったものは仲間。応援はしてる。お互い頑張ろう。」って話してた事って、本当にその通りで、それ以上でも以下でもないと思う。

でも、じゅんのにとっては友だちなんだな〜って。
3年前の10000字インタビューでも、今回のでも、ドリボのときに怪我して入院してた時*2に、5人がお見舞いに来てわちゃわちゃして帰ったことを、すごくすごく嬉しそうに話すんだもん。

ちなみに3年前のインタビューでも
メンバーと出会えてよかった。俺は転校が多かったから、あんま長く一緒にいる友達っていなかったんです。だから、一番付き合いの長い友達はメンバーなんです。
と、彼は全く同じことを話しています。



読んでいて、田口くんにとって、KAT-TUNが大好きで、誇らしくて、メンバーは一番つき合いの長い友だちってことに変わりはないんだな〜って。
それと同時に、でも辞めちゃうんだよね? どうして?ってひたすら思ってた。


でもその疑問も後半を読んでいくうちに、ちょっと納得できるものがあった。



家族のこと

  • うち母子家庭で、なんつーんだろうな、家族のためにがんばってきた部分もあって。

これを読んで、3年前のインタビューに同じようなことがあった気がして、探してみると…
オレの両親、小6で離婚して、オレは母方に付いたんですけど、母は今でも、オレが雑誌に載ると切抜きを作ってて、趣味みたいになってるんで、一種の親孝行かなって。それに、オレは今は前だけ見てるけど、何年後か何十年後、いつか過去を振り返る日がくると思うんです。

そっか…。
もう前だけ見ていた時代は終わって、過去を振り返る日がきたのだろう、と。
過去を振り返った時に、家族のために頑張るのはもういいかな〜ってなっちゃったのかなって。


そしてもうひとつ。

アイドルという職業

  • ただ、なんていうんだろう。アイドルという夢を与える職業は僕には荷が重すぎた。ひとりの男として、もっと自由に生きたいと感じたというか……
アイドルってお仕事。やっぱり大変なんでしょうね。イメージが大切な人気商売。
今じゃすぐにSNSで目情が写真付きで出回ってしまう時代。つまり、テレビの中や舞台の上だけじゃなくて、1年365日24時間常にアイドルはアイドルでいることが求められてしまうんだと思います。恐ろしや。
まあ、もちろん、ハイフンさんもそこそこ年齢層は上がってきてると思うので、アイドルなんだから恋愛禁止!じゃなくて、ステージでかっこいい姿を魅せてくれればそれで…って人も多いと思います。
まあでも、自担には夢を描いてしまうものですよね。

そして、中学生の頃ってやっぱり親の望むようになっちゃうし、子供も期待に応えたくて、ってそんな流れで入ったジャニーズ事務所。そのまま前を向いて突き進んできたけれど、30歳っていう節目を迎えるにあたって過去を振り返って考え直してみると、違う道に行ってみたくなるのも当然ですよね。世の中でも30歳あたりで転職、なんてことも少なくないですし。

だから、田口くんが辞めてしまう理由って
「アイドルという職業は僕には重すぎた」
「もっと自由に生きたい」
案外これが本当に本当なのかもしれないですね。 
なんか妙に納得してしまった。



それよりも、私が彼の辞めることの意志の固さを知ってしまったのはこの部分。

  • 聖がぬけたとき、かなり時間はかかったけど、"しょうがないことだった"て気持ちが、僕の中に芽生えたんです。メンバーに、そんな想いがいつか芽生えてくれたらいいなって……。
自分の脱退を止めるために説得してくれたメンバーは、きっと自分が脱退することは理解してくれないだろう。そんな思いを踏まえて、時間が経って、しょうがないと諦める時がきてほしい、と彼は3人に思っているのです。
語彙力がなさすぎて上手く言葉にできないのですが、私にとってはこの文がものすごく衝撃的でした……。


ああ、彼は本当に辞めるんだと。

まあ納得してしまったところで、私の「でもやっぱり辞めないでほしい!」という気持ちに変わりはありませんが(笑)

でも本当に辞めちゃうんだな〜って思いました。






この10000字インタビュー、
「うーん」とか「なんか」とかすごく多いんですよ。
それに「僕」と「俺」が混在してる。
読んでて、すごく忠実に書き起こしてくださったんだな〜って感じました。

田口くんのKAT-TUNへの想いを、田口くんのありのままの言葉で知ることができて、MYOJO様には感謝しかありません。
感謝の気持ちの菓子折りでも送ろうかしら。


これって、仁くんや聖の時には知れなかったこと。
じゅんのが自らの言葉で、脱退前にあえて早く発表してくれたからこそのものだと思います。




田口くんの脱退のことを考えると、すごくかぶる情景があります。
それは、ももクロちゃん*3のあかりん*4の脱退。


ももクロちゃんって元は6人だったんですけど、あかりんの脱退を機に、5人としてグループ名に「Z」を付けて、そこから再スタートをきって今の人気を得ている…というグループなんです。

そのあかりんの脱退の理由は、「私はアイドルに向いていない」
まあ詳しくは、モノノフさん*5が書いてくださってると思うのでそちらを見てみてください。


ももクロちゃんの成功の軌跡のドキュメンタリーでは、事務所の一室であかりんの脱退の意志を聞き、それを聞いたメンバーも、あかりん自身もが泣いているありのままの映像が流れました。
この時、あかりんは「ももクロが嫌いになった訳じゃない。ももクロも皆のことも大好き。でも、やっぱり私はアイドルに向いていない。」とメンバーに伝えます。

世の中「好き」だけじゃやっていけない。
本当にそう思いました。

ちなみに、5人のメンバーがあかりんの卒業ライブで歌った「あかりんへ贈る歌」の歌詞と、その作詞作曲を手掛けたヒャダインさんのブログが素敵なので、お時間があればそちらも是非。(笑)




KAT-TUNももクロちゃんみたいに、幸か不幸か名前を変えることはきっとできません。

やっぱり、KAT-TUNのAは仁くんだし、Tはじゅんのだし、Tは聖のものです。
彼らが抜けてしまった後も、「彼らが居た」という痕跡のあるまま進んでいかなければなりません。


6人のとき、5人のとき、4人のとき、それぞれの形っていうのが、ちゃんとその瞬間のKAT-TUNの形だったんだっていう想いはありました。その瞬間、瞬間がすべてというか。

でも、名前を変えなくても、きっとこれまでみたいに、また違うKAT-TUNの良さを魅せてくれる。
そう信じるしかありません。



田口くんに言わせれば、KAT-TUNは花火だそうです。
その時その時の異なった輝きがあると。


でもね、じゅんの。
花火って打ち上がって夜空に消えていくものなんだよ…。


KAT-TUNという綺麗な儚い花火が
これからもずっと輝き続きますように…
と、切に願うばかりです。











*1:KAT-TUNの代表曲(?)のひとつ。

コンサートのアンコールでよく使用されているもの。
「ずっと側にあったモノが突然消えてしまったのなら
どんな不安を抱えるだろうどんな痛みに泣くだろう?
ずっと側にあるんだと自信過剰になってしまったら
どんな仕打ちにあってしまうのだろう?」という素晴らしい歌詞。

*2:2004年の2月のこと。

蓄積疲労とバック転の衝撃による膝の手術のために、一時グループから離れる。ちなみに、田口談によれば一番お見舞いに行っていたのは聖。

*3:ももいろクローバーZのこと。

*4:早見あかりのこと。

2008〜2011年までももクロのメンバーとして活動。

*5:ももクロのファンのこと。

KAT-TUNでいうハイフン。