ほな、サイナラ〜

上田竜也を過保護に愛でる日々

それでも嫌いになれなくて

たっちゃんの舞台の千秋楽、ゆっちのシューイチ、亀ちゃんのGoing!、そして昨日のがつーん。
あの発表があってからみんなのお仕事がやっと一通り終わりました。


がつーん、すぐ記事になってましたね。

これまで脱退理由や事務所退社後の進路について明言しておらずメンバーからも疑問の声が出ていることもあり田口は謝罪。「全てのファンの皆さんを納得させることができてない現状にすみませんとしか言えません」と重ねて謝ったが、「今後いい方向に向かえる努力いたします。そして今僕がKAT―TUNとしてできるのは、最後まで全力を尽くすことで、皆さんと成長してきたこの10年間を走り切ることだと思っています」と脱退理由や進路を具体的に話すことはなかった。

あの発表があってから数日。
各メディアやそれこそシューイチの中丸くんのコメントでも説明が不十分であることが指摘されていて、きっと多くのファンが、がつーんで本人から少しでも何か聞けるんじゃないかと思っていたことでしょう。
もちろん私のそう信じていた1人です。


そりゃそうだよね。わざわざ「事務所退所について改めてご自身からお話してもらいます。」って書いてあったんだから。


でも結局、田口くんはがつーんでも脱退理由や今後について何ひとつ語ってくれませんでした。


そして、本人からの言葉を待っていたからこそ、田口くんへの呆れ、怒り、憎しみが増加した方もたくさん見受けられました。
もうKAT-TUNは3人で早く再出発しよう。春まで待ちたくない。もう4人のKAT-TUNなんて見たくない。そんなツイートも見ました。


そりゃそうだよな〜。そう思われても仕方ないことを彼はしているんだから。

5周年が祝えなくて、やっと迎える10周年という特別なアニバーサリーイヤー。色々あったけど、全部乗り越えてきて、やっと4人のKAT-TUNを純粋に笑って楽しめるようになったのに。

なのに、あなたはもうKAT-TUNでテッペンは目指せないんだね。



じゅんのがこんな決断をしたこと自体もそうだし、それよりもきっとまた3人がすごく傷ついて悔しくて自分を責めているんだろうなって思うと、凄いむかつくし、憎いし、許せない。

でも、そんな気持ちよりじゅんのは大丈夫なの?って思ってしまう自分がいて。
動揺を見せる3人とは違って、テレビでもラジオでも、ひとり何もなかったようにいつも通りに笑って歌って踊って話して…。

だってあんなにKAT-TUNが大好きな心優しい末っ子ちゃんだよ? 大丈夫なわけないでしょ。



ご存知の方も多いかと思いますが、田口くんと言えば、グループ結成当初からKAT-TUN好きだと誇りだと胸を張る唯一のメンバーで、ほんとJr.の頃から誰よりもKAT-TUNが大好きって言ってたような子なんです。

でもその「KAT-TUN」ってどのKAT-TUNだったんだろうな〜なんて最近考えるようになって。




もしも、田口くんが好きだと言っているKAT-TUNが「6人の」KAT-TUNであるならば…。


元シンメの仁くん、そしてシンメの聖が辞めてしまったことって、実はKAT-TUNが好きだった彼にとっては誰よりもキツイ事だったんだろうなぁって。

たっちゃんの「中丸がいなかったら辞めてた」など数々のろばまる名言にあるように、シンメってお互いにとってすごい大事な存在だと思うんですよね。グループの同じポジションを任された、一種の運命共同体みたいな。

まあこれは完全にシンメ厨な私の戯言なんですが。  


でも同じようなこと記事になってたんですよね。

田口といえば、グループ愛の強いことでも有名だった。Jr.時代を振り返る雑誌のインタビューでも「結成されたときからずっとKAT-TUNが大好き」と明言。(略) かつてのメンバーであった田中聖が「あいつを乗りこなせるのは俺だけ」と明言していたように、実は誰よりも自由で純粋で奔放な少年のような田口。思ったことをそのまま発言し、自分の考えにまっすぐ行動する一面がある。もしかしたら、その手綱を引くメンバーがいなくなってしまったことにより、外の世界での活躍を夢見てしまったのではないだろうか。



自分の相方が辞めてしまう…。大好きなKAT-TUNが壊れていく…。

ファンでもあんなに哀しかったのに、本人たちは哀しむ暇も無く、そしてそんな素振りも見せること無く、ただ前を向いて進まなくてはいけなかったという辛さは…本当に計り知れません。



まあこれは、結局私は「6人のKAT-TUNが一番好き」だったんだなぁって、最近気付いたからこその考えなんですけどね。


振り返ってみれば、KAT-TUNが5人になった時も、4人になった時も、私には「これからもKAT-TUNを応援する」という選択肢しかなかった。

それはもちろんメンバーが前を向いてくれたことや、自担がKAT-TUNを続けてくれていることも大きな理由だけれど、それよりも新生KAT-TUNに対して人気メンバーがいなくなった危機感からくる「同情」と、だからこそファンとしてこれからも応援しなくちゃというある種の「義務感」のようなものを感じていた。



もしかしたら、田口くんもそんな感じだったのかなぁって。
彼らが脱退していっても、KAT-TUNでいることが当然とされたなかで、KAT-TUNとして前を向いて、進み続けるしかなかったのかなぁって。


別にKAT-TUNが嫌いなわけじゃない。
5人のKAT-TUNも、4人のKAT-TUNもかっこよくて、大好きだった。

でも、やっぱり何か足りない。そんな感じ。



もしも、そんな気持ちをKAT-TUNである田口くんも感じていたなら…。


まあだからって、辞めていい訳じゃないとは思うですけど、田口くんが好きなKAT-TUNって何だったんだろうなって思っちゃったんです。




でも、じゅんのは、辞められる辛さは誰よりも知っているし、叩かれることを分かっていながら早めに発表して、春までKAT-TUNとしてステージに立とうとしています。

全てを知って、その上で彼が下した決断ならば、私はファンとしてそれを受け入れてあげたい。
ん?? なんか、こんな感じの歌詞あったな。何だったっけ?



…まあそんなことは置いといて、
彼の決断を受け入れてあげたいのは山々なんだけど、でもやっぱりKAT-TUNでいてほしいってところが本音ですね。

逆に、割と受け入れられそうなのは、理由も今後も語るつもりはない姿勢と、10周年を迎える前っていうこのタイミングかな。
私は、これは彼の強さだと思ったし、10周年を大切に想ってくれていたからこそだと思っています。





彼が脱退を発表してから、KAT-TUNが嫌いになれたら、せめて田口くんだけでも嫌いになれたら、そこに怒りも恨みも全部ぶつけれるのに…って何度も何度も思いました。
でも、結局誰のことも嫌いになれなくて、もやもやもやもや。

やっぱり「好き」になるのに理由も理屈もないんだな〜って思いました。
頭では思うことはあったも、何度も頑張ってきてくれた強くて優しい4人ともが好きだから誰も責めたくなくて。


KAT-TUNを離れてからの彼のことは応援できないけれど、田口くんがこれから歩む道が、少しでも彼に優しくありますように…と願うばかりです。
今まではKAT-TUNが、事務所が守ってくれてたんだからね! 春からはひとりでちゃんとがんばりなさいよ!

あと、とりあえずどーせ春までは理由も今後についても謝るだけで話さないんだろうから、それならKAT-TUNとしてしっかりステージで魅せてください。最後までかっこいい王子様な完璧なアイドルのじゅんのでいてほしい。




じゅんのが脱退してしまうということも、KAT-TUNが今度こそ本当に解散の危機にあるかもしれないということも、ファンが割れてしまっていることも…ただただ心が痛くて本当に淋しくて仕方ないです。
春を迎えるのが恐ろしい。


まあ脱退してしまうという現実は変えれそうにもないので、せっかく余命宣告をしてもらえたのだから、田口くんがKAT-TUNとして精一杯走りきる姿を、精一杯応援したい所存でございます。



じゅんののせいで泣き虫になりました。
とりあえず、無性にたっちゃんが恋しい。